AC克服プログラム

アダルトチルドレン向け「負の世代間連鎖をほどく家族療法」その3

こちらのページの続きです。

セッション2人目です。

この方も苦労人!(笑)

幼少期の体験から、いつもさみしくて、
疎外感を感じていて、そのマイナス感情に圧倒されており、
身体的に見ても、息苦しそうにみえます。

この方の家族全員分の代役が場に出てその様子を表していきました。

すると・・・

両親は二人で隣り合い、互いを信頼しているのか、穏やかな感覚を持っている。

本人を含む兄弟3人は、親と距離を付けたこのあたりで
三角形を構成するように立つのが自然だとわかっている。
その立ち位置を築くまでのやり取りの中で面白かった場面がありました。

今回初めてこの家族療法に参加した女性。
弟の役をやりました。

「代役が務まるのだろうか、先輩方のように
ちゃんと味わっている感覚を言語化できるのだろうか・・・」と不安な様子でした。

でも、場に入ってみると、一目でここが私の居場所!と直感し、そこへ立ちに行きました。

さらに、ほかの兄弟と互いの距離感を見て動いていく時に、

「ここはアカーン!」と咄嗟に声を上げました。

「ん?なんかちがう! やっぱこっち♪」(ニッコリ(^-^))

その様子が、まさにアンテナとして
その場の情報を完全にキャッチしている様子でしたので、みんな大爆笑でした。

なぜか代役が初体験でも、何が良くて何がダメなのかわかる、そういう家族療法なんですね。
立派に代役を務めておられました。
さて、この方の家族の最終的な立ち位置がどうなったかというと・・・

 

家族のあり方から今の自分へのメッセージ

 

なんと過去10年の中で、私も初めて遭遇した事例となりました!

家族が一見、バラバラに見えるようなひろーい感覚を保って、
違う方向をそれぞれに向いた状態”でフィニッシュ!
だったのです。

でも、代役達はそれが一番居心地が良いし、安心できると口々に言っています。

それを見たご本人は、「えー?? やだわぁ~」と混乱状態に。

「だって、私愛されていなかったもん。寂しいんだもん。
誰にもかまってもらえなかったんだもん。
私今でもアダルトチルドレンだし、こじれちゃってるんだもん。」

きっとそんな思いがぐるぐるしていたと思います。

「もっと家族みんなが手を取り合って、円陣なんかになって、
愛があふれるイメージで終わってほしかった・・・」

そうだったと思います。

実際に、ほかの事例ではそういう家族の関係性が見える時もありますし。
代役達の感覚を掘り下げていくと、

兄弟それぞれが自立心を感じていて、親はその兄弟が
美しい三角形を保っている様子を見て「頼もしい」と感じているとのことでした。

実際に、その兄弟は自分がやりたかったことを仕事にしているそうです。
本人と親との関係も、今はとても悪いわけではないそうです。

現実は、中らず(あたらず)とも遠からず、な状況だったのでした。

となると、この最終の立ち位置を見せられたことが
本人にとっての成長のチャンスとなるのでしょう。

それはつまり、代役達が言っていたように、

「あなたはもうすでに自立できている人なんだから、今の生き方に自信を持ちなさい」

という場からのメッセージなのではないかと思うのです。

 

家族との関係を「見える化」すると…

私はこの家族療法でいろいろな関係性を持つ家族の問題を見える化して、
負の世代間連鎖を断ち切り、解決に導いてきましたが、

どの立ち位置で沸き起こるものも、
実は正確な個人の感情を表すものかどうかはわからないと考えています。

観察者である本人に「見せるための場」であると捉えています。

であると仮定すれば、大がかりな場を用意されて、
そこに投影される家族のストーリーから得られる
今までに思いもつかなかった情報がもたらされます。

それを本人がどう受け止め、感情処理してこれからの人生へと活かしていくか?
に懸かっているのだと思います。

 

自分の本当に欲しいものがわかる

 

例えばあなたがコイン投げの賭けをしているとします。

あなたが「表」が出るといいな~と思っている時に、
ちゃんと思った通りの「表」が出たとすると、なんと感じるでしょうか?

「やったー♪」ですよね。

「裏」が出てしまったら、咄嗟に「えー?なんで?やだ!」とつぶやいてしまいますよね。

この”咄嗟に思ったこと”で、あなたがどの未来を欲していたのかがわかるというわけなのです。
答えはもう、自分の中で先に決めているわけです。(賭けですしね)

これを逆にとらえてみると、何かの事象が起きた時に、
咄嗟に何を思うか?によって、あなたが本当は何を欲していたのかがわかる
ということも考えられませんか?

「やったー♪」と思えた時は、そうなってほしかったとき。

「えー?」と思った時は、そうなってほしくなかったとき。
・・・とも言えますが、

本当は、変化球で第一印象が悪い形であなたの本当に欲しいものが
ショートカットでやってきているときでもあるんです。

これが人生にはよくあるのです。実際に!(笑)

どっちみち何が起こっていたとしても、
結局は困ったことは起きていないという展開になるんです
(長い目で見ればの話ですが)

 

自分の人生を取り戻そう

今回の家族療法セッションでも、そんな大がかりな場を用いて、
それを突き付けられているのだと思いました。

ご本人、これから何かのスイッチが入り、さっさとアダルトチルドレンを克服して、
さっさと幸せな家族を手に入れようと動き出すのではないかと私は睨んでいます♪

アダルトチルドレンのみなさん!!

人生折り返し地点を越えたらもう、「親がダメだから、私もダメ・・・」なんて
言っている場合じゃないですよ!

自分の人生を自分で取り戻していかなきゃ!!
生きる力を取り戻して、人生を楽しくして終わらなきゃ!

心から応援していきたい2人でした。

あなたが家族の中で、思いが噛み合わず、
感情もこんがらがっているなら一度、家族の関係性を見える化しておくとよいでしょう。

 

 

アダルトチルドレン専門セラピスト
林 志のぶ

 

 

 

 

 

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