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インナーチャイルドとは

儲からない経営者の心に潜むインナーチャイルド

こんにちは。

アダルトチルドレン専門セラピスト 林 志のぶです。

 

負の世代間連鎖は、ビジネスの場面でも顔を出すことがあります。

今回は、親から引き継いだ”負の世代間連鎖”がどのように経営判断を左右するか?というお話です。

一見、「インナーチャイルド」と「ビジネス」は関係のない話に見えますが、推理していくととっても怖いですよ・・・

 

将来に不安を抱える経営者

 

とある50代の経営者のお話です。

 

その方は祖父からの会社を受け継ぎ3代目。

 

  • 時代の流れもあり、孫の自分が継いだところで難しいな・・・
  • この10年、自分が継いでから全然うまくいかなくて・・・
  • このままだと斜陽産業だし、廃業かな・・・
  • でも従業員もたくさんいるし、なんとかしないといけない!!
  • でも本当に経営って難しい・・・

 

そう悩まれていました。

 

お話を聞いていくと、どうも次から次へとやることやること、「儲からない方を選んでいる」ようなのです。

 

やることなすこと、全部が裏目に出て行くようです。おかしいですよね。儲けなきゃいけないのに、裏目に出てしまう。

 

表向きの建前と言えない本音

 

自分ではその原因がわからない。行き詰った。

 

時代のせい、できない社員のせい、条件が悪い、などなどたくさんの儲からない理由を述べています。

 

あれ?と思って推理していくと、その先にあった本音は「もう経営するのはこりごりだ」という本音でした。

 

口では表向き、「立て直さなきゃ」と言っていますが、本音はまったく違うから、うまくいってしまったら、芯の子(インナーチャイルド)にとってはまずいのです。

 

現実は、心の中の潜在意識の本音の通りになる法則があります。

 

だから、本音を叶えるために、芯の子が判断を誤らせてくれてちゃんと会社がうまくいかない方向へ向かっていくということです。

 

会社なんかなくなればいい、そういう方向です。

 

インナーチャイルドによる負のスパイラル

 

この社長さんは、最後にはもう経営を辞めて実は他にやりたいことがあると言っていました。

 

それならば、目を覚まして時間・お金・労力という「実の儲け」を取るのであれば、

 

その会社を経営したい人に早めに譲渡するとか、まだ会社をたたむお金があるうちに潔くたたむとか、いくらでも方法はあるのですが、

 

それも結局、しようとしない。

 

それはなぜかというと・・・?

 

・・・芯の子(インナーチャイルド)が人生の舵を乗っ取ってしまっているから。

 

そうすると判断が先延ばし、ダラダラと後回しになるのですね。

 

心理的な満足感を追い続けた結果

 

彼は、おじいちゃんやお父さんに対して表向きには、

 

「私はあなた方の言いつけをちゃんと守ってますよ」と”いい子ちゃん”を振る舞いながら、

 

本音が望む方向へ、彼らが作った会社がつぶれそうな状態を作り出し、

 

自分の自由な人生を歩めず、祖父や父が敷いたレールを歩まなければならなかった運命に復讐している満足感があるんです。

 

つまり、インナーチャイルドたちがウハウハとニヤけているのです。

 

ちょっとドキッとするような、怖~いカラクリです。

 

この3代目社長にその心理的な満足感があるうちは、実際の会社の業績は上向かないのです。

 

潜在意識の本音を自覚する

 

ですが、そのインナーチャイルドたちが完全に納得して、ヘリクツを言わない、

害のない状態にしておけば、ある意味復讐心を手放して成仏?するので、代わりに守護霊的な役割をするようになります。

 

このように、「今の環境=潜在意識が望んだ本音通りの結果」だということをわかっていると、

 

今の環境から、潜在意識が望んだ本音を逆探知して、自分の心のあり方を推理することができます。

 

私は犯罪心理学を基にした、探偵の師匠の教えで、緻密に証拠を集めて逆探知し推理して、あなたの心の中身を時系列で丁寧に解明していきます。

 

だからこそ、あの出来事も、この出来事も、同じ原因で起きていたのかーっ!!と、身の毛がよだつような瞬間をあなたも迎えることができますよ(笑)

 

「この場面で、こんな心の動きが起きていましたよね?」と、その人のおしゃべりの中から原因を特定し、問題行動の動機を探るのが私の仕事です。

 

問題行動の動機が分かり、潜在意識の本音がすっきりと自覚できると、あなたが次にどうしたらよいかはもうすべてわかったも同然です。

 

ここまでこれれば、インナーチャイルドに人生を乗っ取られ、勝手に舵を切られることはありません。

 

ヘリクツを手放してメンタルを整える

 

「この場面で、こんな心の動きが起きていましたよね?」

「建前上はああ言いながら、本音では、こう願っていませんでしたか?」

 

とツッコミを入れていくと、あまりにも的を射すぎているので、ぐうの音も出ない。

 

みなさん、思わず苦笑い。でも、その子供らしい芯の子のヘリクツが本当に変なので、とってもいとおしくて笑えてくる。

 

核心を突かれて、笑いながら認めざるを得ない。

 

そう、恥ずかしいことでも笑いながら手放せるっていいですよね。

 

人生いろいろこんがらがっちゃったようだけど、本当はこれが欲しかったのよね~芯の子は。

 

自分の奥にある本音が人生を作り出す

 

あのー、そんなややこしいやり方でなくても、すぐ手に入るんですけど??と、

大人のあなたが冷静にインナーチャイルドにツッコミを入れていく。

 

実は人生を作っているのは、あなたの奥深くの本音です。

 

ということは?

 

今の目の前の人生が、もしあなたの理想の人生ではないとしたら、

どんな本音が目の前の現実を引き寄せたのか・・・!?

 

点検してみたくなりますね(笑)

 

 

 

アダルトチルドレン専門セラピスト

林 志のぶ

 

 

 

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