不安がなければ頑張れない子
私はインナーチャイルドのことを通称「芯の子」とよんでいます。
インナーチャイルドの人格が前面に出てきてしまった状態を「芯入り」といいます。
芯入り中は大人の理性は吹っ飛び感情の濁流に飲まれている状態です。
もやもやしたり、
イライラしたり、
ざわざわしたり、
やるべきことができなくなってオドオドするような感覚。
あなたの中の芯の子が表面化して「芯入り」してしまった時には、ぜひ今日の話を思い出してください。
「ダメな自分」に落ち込まないで。それは、“芯の子”からあなたへの「気づいて」のメッセージ
身体の調子がよくなって、さー!仕事頑張るぞぉ!と意気込んで取り組み始めて数時間後。
気分がどよ~んと暗くなってしまいました。
体調が悪くなったのかしら?なんて思い休憩したりしながらやり過ごす。
また翌日も「さー頑張るぞ!」と開始すると
また2時間くらいで「どよ~ん・・・」と気分が落ち込んで胸がざわざわします。
なんと、このパターンが1週間も続いてしまいました。
どうも体調のせいではなく
「頑張るぞー!」→「不安」
がムクムク出てくるというパターンを捕まえたのです。
早速“芯の子”をプロファイリングしてみました。
場面を設定し感情の細かな分析をしていきます。
その背景にあったメッセージもつぶさに調べ上げていきます。
思い出すエピソードもたくさんありました。
出てきたのは・・・やっぱり。
「不安がなければ、頑張れない子」でした。
なんだ、こんな簡単なプログラムだったんだ。
別に大掛かりな解析しなくても良かったじゃん!(笑)
この屁理屈だと言い換えれば「不安があれば頑張れる」ってこと・・・?
このプログラムは心と体の中で何をしていたのでしょうか。
芯の子のプログラム解説
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1.頑張ろうとしている大人の私にスイッチが入る!
2.するとインナーチャイルド(芯の子)が慌てて飛んで出てくる!
3.この子は「不安があればなんでもできるー! 1、2、3、ダーッッ!!」と励まそうと必死(笑)
4.無邪気に「頑張れーガンバレーガンガレー\(・∀・)/」と応援し続けてくれる。
5.プログラムにより、頑張るための前提条件:不安 がどんどん大きくなっていく。
「だって不安があれば、この人頑張れるんでしょ?」って・・・たくさん置き土産(汗)
6.芯の子は不安があれば頑張れるはずなんだろうけど(どんな理屈やねん!)
大人の私は不安でざわざわし始め結局身体が重たくなり何も手に付けられなくなる。
7.撃沈
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いかがでしたか?
勘違いな芯の子の行動により最後は見事に不安でいっぱいになって動けなくなりました。
ここで芯の子を憎んではなりません。
「あの、それおかしいんですけど?もうやめてもらえます?」ってキッパリ言う事!(なんで敬語?)
インナーチャイルドって傷ついた子供だから慰めて癒さなきゃいけないと思っている人が多いです。
しかし私が多くの人のインナーチャイルドにであってきて思うのは、
そんな理想化されるようなものじゃないってこと!
子供だからって天使のようにいいばかりの存在じゃない。
ジャイアンみたいな奴もいるし、
のび太もいるし、
駄々っ子は叱り飛ばして躾けなきゃいけない時もある。
そういうイメージです。
今回は勘違いタイプ(・∀・)のインナーチャイルドちゃんでした。
あなたも、本来の自分が生きたかった人生を生きてみませんか?
芯の子には芯の子の論理があります。屁理屈ってやつです。
子供の知能レベルなので、実は大したことないことも多いですよ(笑)
幼い頃の私たちは「AがあったからBになった。」という数少ない経験を”公式化”して覚え込んでいきます。
その公式を発掘&解析して、バグを取り除くのが芯出しセッションです。
大人になったら通用しないことも、まだ使っていたりします。
芯入りするとインナーチャイルドに人格交代して、子供の自分が前面に出てくることになるため知能レベルが下がります。
感情に支配されて、やるべきことができなくなると大人としての”実の儲け”が得られにくくなります。
(すぐに転職してしまう、身にならない恋愛を繰り返すなど)
あなたも勇気を出して早く自分の心を徹底的に覗き込んでくださいね。
自分の心に向き合った人から楽になって本来の自分が生きたかった人生を生きられるようになります。
アダルトチルドレン専門セラピスト
林志のぶ