インナーチャイルドの悲しみの排出方法
インナーチャイルドの芯だしセッションをしていて多くのクライアントさんが感じていらっしゃるのは「そんな些細なところだったのですね・・・」
自分では大したことがないと思っていた出来事でも体は驚くくらいとても大きな事として記憶していることがあるのです。
例えば好意を寄せた人から拒否された、という経験も高校の失恋くらいかな〜と思っていたら実は2歳の頃にかまってもらえなかった・・・根っこのところではその経験からの記憶が潜んでいた、ということも。
こういった場合、大人になった今でも何かちょっと拒否されるようなことがあると「ほら、やっぱり私はこうなんだ」そう自分で確認してどんどん強化してしまうのです。
それはたまたまの単発の出来事かもしれないのに、「だから私はずっとこうなんだ」と結論づけ、常に人から嫌われるように仕向けてしまうことも。
ですのでその幼い頃からの積み重なった悲しみを大人になった自分が排出しようとするとやはり大変な作業になるのですよね。
その悲しみの排出ですが、大人になった私が2歳の私の悲しみを排出しようとすると2歳の体を再現しないと排出しきれないのです。
単純に言うと当時の自分に幼児返りをして泣いて発散するのも方法ですが、やみくもにやるのではなく、ダイヤル錠をぴちっと合わせてその時の悲しみをちゃんと排出できるといいですよね。
ただ、そうするとインナーチャイルドに人格交代させてしまう場合も。
なので、知性を保ったまま体は預けない、でも正しい排泄をさせる。
そのために私はその方のダイヤル錠はどこで開くのかな?と探します。
こちらがただガチャガチャやっていたらたまたま開きましたではなくその方のダイヤルが揃うから開くのです。
その方のダイヤル錠を合わせて大人の体の中で当時の自分の思いを手放すという排出の仕方をご提供しています。
段階を踏んでセッションをしていくと必ずみんな腑に落ちる瞬間まで行けます。
セッション終了後に身体を使ったインナーチャイルドの悲しみが癒えたかどうかの検査をします。
今日のテーマで出てきたインナーチャイルドが残っていないかどうか、強いボスみたいな人がまだ残っていないのか、あと何回くらい向き合えばいいのか等、その目安もわかりますのでお伝えすることができます。
インナーチャイルドの声をしっかり聞きとめてあげるとインナーチャイルドが成仏して統合が起きます。
そうすることで二度と同じ悲しい思いをしなくても良くなります。
その瞬間まで私はしっかりとサポートいたします。
アダルトチルドレン専門セラピスト
林 志のぶ