あなたのインナーチャイルドとの関係を見直す必要があります。
感情的にまだ大人になれない・・・と悩むなら、あなたのインナーチャイルドとの関係を見直す必要があります。
アダルトチルドレン(Adult Children)とは、簡単に言えば「体は大人なのに、心は子どものままの人」のことです。
良い意味で、子どものように自由奔放で愛される大人でいればなにも困ったことは無いのですが、特に”隠れ”アダルトチルドレンの場合は、感情の抑圧、感情の失禁状態(ダダ洩れ)に陥り、社会生活がまともに送れなくなることがあります。
例えば、会社で必要以上に感情的になり、評価が下がってしまったり、人との距離を健全に保つのが苦手で、ママ友との付き合い方が難しかったり、恋人に常にかまってもらわないと不安で仕方がなかったり、感情を抑え込みすぎて、何をしていてもつまらなかったり。
その結果、とても自己中心的になり戦略的に立ち回ることができなくなっていきます。
些細なことですぐに感情に支配されて、落ち込んだり、悲しんだり、むかついたり、イライラしたりする人は、実は心の中が「幼児返り」しているのです。
インナーチャイルドとは、まさにその心の中の幼児の部分を指します。
アダルトチルドレンは、大人になってもインナーチャイルドに人格を乗っ取られてしまい、幼児返りを起こしている状態といえます。
幼児返りするきっかけは、人によりさまざまです。
そのきっかけは、その人の人生経験により構築されてきたのです。
それほど親しくない人に「そのあなたの眼鏡、似合うね。」と言われたとしましょう。
いつも自分に自信がなくマイナス思考の人は、「え? そんなはずがない、私に似合うわけがない。 この人、私から何が欲しいのだろう」と余計に勘ぐってしまう。
一方で、いつも肩ひじ張って生きているタイプの人は、「は? こいつ、嫌味を言っているのだな? 先制攻撃か? なめんなよ」などと真逆の受け止め方をしてしまう。
もちろん、自分大好きなプラス思考の人は、「そうでしょ? ほめられると思ってた!」とその言葉を素直に受け取るでしょう。
こういった「解釈」のパターンは、子どものころからの自分の人生経験そのものを投影して出来上がっています。
大人になって、不意に、場にそぐわないほどの熱量で感情があふれ出てしまうとき、インナーチャイルドがあなたの中でざわついているのです。
アダルトチルドレンを癒す鍵は、インナーチャイルドです。
アダルトチルドレンを克服したい人は、インナーチャイルドの思いを丁寧に探っていくと解決の糸口が見つかりますよ。
感情が大人になれば、まっとうな人生を歩むことができます。
感情的に未熟なままで社会に出ていると、不利益を被ることが多すぎます。
(度重なる転職、人間関係のもつれ、不安定な心に体も左右されるなど)
落ち着いた、穏やかな暮らしを求める人は、ぜひインナーチャイルドの思いに目を向けてあげてください。
あなたがもし”本当に生きたかった生き方”をしたいなら、その荒ぶる感情が必要なのか、胸に手を当ててしばらく考えてみてください。
今度、感情に飲み込まれそうになったら、「私の中のインナーチャイルドがざわついているだけなんだ」と言い聞かせてください。
そして、大人の知性あるあなたが、インナーチャイルドに人格交代させないように、自分の状況を冷静に観察していてください。
インナーチャイルドについてもっと詳しく知りたい方、自分のどこにインナーチャイルドが隠れているか、分析グラフで調べておきたい人は、ぜひ会いに来てくださいね。
感情を数値化しながら、インナーチャイルドの成分分析もできますよ。
まずは自分の特性を教えてもらってから、自分をじっくりと攻略していきましょう。
アダルトチルドレン専門セラピスト
林志のぶ