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用語解説

用語解説「インナーチャイルドとは①」

【インナーチャイルド】 Inner child

誰の心にも生き続けている、子どもの心。童心。

童心といっても、ケラケラと笑っているような
幸せな子どもの心だけではなく、
泣き喚いて駄々をこねる子どもの心もあります。

私の取り扱うインナーチャイルドの概念は
身体の中に閉じ込められた、凍りついた未完了の思いを指しています。

[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#ffefe0″ bgcolor=”#ffefe0″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]■ 感情とはホルモンの働きによる生理現象です[/st-mybox]

感情は、脳や臓器から放出される
ホルモンによって感知されます。
感情は分子レベルで捉えてみれば、物質です。

泣きたい時に泣くと、コルチゾールというホルモンが
涙と共に体外にしっかりと出て身体はすっきりします。

怒りたい時に怒ると、アドレナリンというホルモンが
カッカカッカして、
汗と共に体外に排出されて身体はすっきりします。

喜びを表現したい時にスキップしたりすることを許されると、
幸せを感じるドーパミンというホルモンが汗と共に
体外にしっかりと出て、身体はすっきりします。

 

 

もし、感情を最後まで表現することを禁じられて
我慢し続けると、体内では何が起きるでしょう?

そう、感じてしまった「感情」はそこにあるわけですから、もうホルモンは出ています。
でも、しっかりと出しきれないので
体内にそれらの物質は再吸収されていくでしょう。

 

おしっこを我慢したり、ウ●チを出したいのを我慢するのと同じです。
感情を表現できないと、身体に毒が蓄積されていくのは想像できますね。

 

(例えば、コルチゾールはステロイドの一つです。
コルチゾールが過剰になると、免疫力を低下させます)

 

[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#ffefe0″ bgcolor=”#ffefe0″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]■ インナーチャイルドはこうやって生まれます[/st-mybox]

・感情を表現すると、身体はすっきりとします。

・感情を出さずにいると、身体はすっきりしません。
ストレス(毒素)が体の中で溜まり、慢性化していきます。

 

つまり、
慢性化した感情が、身体に蓄積する

”インナーチャイルド化”
というわけです。

 

「身体に閉じ込められた感情」という理由は、このことです。

表現できなかった感情が
何年も身体に閉じ込められていると、
そのうち身体は溜め込まれた有害物質を外へ出したくなります。

「外へ出したい出したい・・・(>_<)」
「積年の思いを晴らしたい(T_T;)・・・」

 

 

すると、大人になって、
インナーチャイルドが ”化” けて出ます(笑)

大人になってからの人生が
嫌なパターンの繰り返しになっている場合、
子どもの頃に果たせなかった思いに阻まれて
先へ進めなくなっていることがあります。

 

人生を突き動かすのは、インナーチャイルドだという所以です。

 

人が癇癪を起こしたり、切れたり、豹変するときには、
インナーチャイルドへの人格交代が起きています。

(私の研究では、誰しも100人以上の
インナーチャイルドを身体に閉じ込めていると考えています)

 

大人の理性ではなく、わけのわからない屁理屈で
怒ったりすねたり、落ち込んだりしている時も同じです。

 

それでは、インナーチャイルドがもたらす苦しみから
どうすれば自由になることができるのでしょうか。

続きはこちらのページでお伝えしますね。

 

 

アダルトチルドレン専門セラピスト
林志のぶ

 

 

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