親子関係・世代間連鎖のもつれをほどく《家族療法》

帰省しない選択をした毒親育ちのあなたへ その1

年末年始やお盆休み・・・実家に帰ろうか、帰らないか。
そのことを考えただけで
気が重くなるというお話をよくお聞きします。

今日は子ども側の立場からのお話です。
帰省しない選択をしたあなたの心が軽くなればと思います。

ご家庭によって、親子の関係性によって一概には言えませんが、
私はある意味、子どもの方から親離れ
しなければならない時もあると感じています。

 

 

子ども時代と同じことを言われるなら帰省しないのも手

親戚が集まったり、親子のイベントが増える年末年始やお盆。
毒親育ちを自覚したあなたにはちょっとつらい時期ですよね。

ここぞとばかりに触手を伸ばしてくる親。

「年老いた私たちを二人きりで置いておいて、あなたは良心の呵責がないの?」
「あなたのその服、似合わないわよ、こうしなさい。」
「長女なのだから、親の面倒は見るべき」
「さっきの場面ではあなたはこうしなければならなかったのに、なんでそれができないの?
私に恥をかかせないでちょうだい!」

・・・というような
親から発せられる被害者意識や支配のセリフ

 

 

一般的には、

親は敬わないといけない。
親は大切にしなければならない。
親戚とはうまく付き合わなければならない。
長男だから、長女だから、こうしなければならない。

そういったこともあるでしょう。

過去の経験として、
私は実家に思い切って帰らなくなった時期があります。

それはバツ2となった後に、「一族の恥だから寄り付かないで」と
親から言われたこともありますが、私も帰りたくなかったんですよね。
ラッキーでした(笑)

親戚の中では本家に相当するのに、
「長女がいないってどういうこと?」と思われていたかもしれませんが、
私は実家に帰らない選択をしたことで、
私自身はとても快適になりました。

今は子どもが生まれて、要所要所には会いにいくことはあったり
形式上のお付き合いはしていますが、
5年ほどは立ち寄ることはなかったのです。

それはどういう思考で捉えたらいいの?
どうしたらそう割り切れるの?

罪悪感なしに、親離れすることが快適に過ごすカギ
詳しくは、その2に続きます。

 

アダルトチルドレン専門セラピスト
林志のぶ

 

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