こんにちは。
アダルトチルドレン専門セラピスト 林 志のぶです。
今回は、自身の考え方による心の変化について、ご説明していきます。
メンタルにも影響を及ぼす人間関係
季節の変わり目は、お天気も暑かったり涼しくなったりと、不安定な感じ。
ますます調子が悪いという方も、いらっしゃるかもしれません。
その「調子が悪い」の原因の1つ、人間関係のお話です。
例えばあなたが
- 「なんだか連休明けで、調子が出ないなあ〜」
- 「なんとなく最近、落ち込みやすいなあ〜」
そう思っていた時に、あなたの周りに、
メラメラとやる気になっていて、モチベーションが高い人がいたりしませんか?
その人を見て
「あの人はいいなあ・・・あんなにやる気があって。それにひきかえ私なんて・・・」
そう自分と相手を対比して辛くなる・・・そんな経験がある方は多いかもしれません。
自己否定が感情のコントロールを難しくする
そして、そんな相手を見ているうちに、どんどん自分を否定することに走ってしまい、
もともと落ち込み気味だったのに、余計落ち込んでしまう・・・
「あの人みたいに頑張れない、モチベーション上げれない自分はダメなんだ・・・」
と、自分の性格が嫌いになったり。
でも実はこれ、あなたは何も悪くないのです。自分を責める必要はまったくないのです。
どういうことかというと、ここで起こる「私は落ち込んでいる」という
その感情は自分だけのものではないのです。
どういうこと?と疑問に思いますよね。これには、こんなカラクリがあるのです。
周囲の環境による悩みと感情の変化
陰陽の法則とか、表裏一体という言葉もあります。
実は人と人との関係も、自分の感情と反対の感情を持っている人とペアになって動くことが、
現実にはとても多いのですね。
自分と相手がシーソーをしているイメージをしていただくと、わかりやすいでしょうか。
モチベーション高くみなぎる相手のシーソーに、うっかり自分が乗ってしまった。
ギッタンバッタンしているんだけど、自分のモチベーションの方が相対的に低いので、
ついシーソーの下側になってしまう(^_^;)
でも今度逆に、自分よりもっとモチベーションが下がっている人を目の前にした時に、
今度はその人とのシーソーに変わるので、自分は今度はシーソーの上側に。
ついつい酷い落ち込みようの相手に対して、「頑張れよ!」とポジティブに励ましてみたり。
つまり、自分の感情が、性格が、ということではなく、
目の前の相手がどういう状態なのかによっても、自分の感情のバランスは変わることもある
ということです。
だから、最初にあなただけのせいじゃない、と伝えたのです。
では、それを知った上で感情を安定させるためには、どうしたらいいの・・・?
ということで、次回に続きます。
アダルトチルドレン専門セラピスト
林 志のぶ