「中二病」とは、大人になっても思春期限定のちょっぴりイタい言動が抜けきらない人たちのことを総称してネットの世界で使われたりします。
まあ、熱く生きる人っていう意味でも使ったりもするのではないでしょうか?
中二病にも、インナーチャイルドの形跡がありますよ
背伸びしたり自意識過剰になったり青臭い行動をとることを「中二病」という
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=<以下転載>====================
背伸びしたり自意識過剰になったり青臭い行動をとることを「中二病」というが、それを忌み嫌い、わざと子どもっぽくふるまう「裏中二病」患者も増殖中という。
もともと「中二病」は思春期限定のちょっぴりイタい言動を指し、
・ムリして吸った煙草でむせた~ ゲホッ
・引き出しの底に「KILL」って赤ペンで…。確かに病んでたね
・親にやたらと批判的になってたよ
・独りで孤高ぶってた
など、自嘲気味に思い出すブロガーも多い。
ほかにも「急に思い立って詩を書く」「妄想にハマる」など、誰でもありそうなことなどが挙げられる
が、まれに、その時期を過ぎても自己陶酔から抜けられず、症状が慢性化したまま大人になる人がいる。
「中二病」を自覚する大人ブロガーは多い。
コメントをのぞいてみると、
・マイノリティになりたくて仕方ない俺は30超えてるけど中二病だ
・世界を救えると思う自分は中二病でしょうか?
・青臭くて何が悪いのか
など、開き直る様子も伺える。
いきすぎると虚言壁や現実逃避など社会生活に支障をきたすようになるので注意も必要だそう。
また、今では「中二病」を意識するあまり行動が起こせなくなる「裏中二病」が増えている。
どのようなものかと言えば、
・なるなら絶対サラリーマン!普通がイチバンだね
・おしゃれは逆にかっこわるい~
・家族と仲良しだけど、何か?
・煙草とかコーヒーとかまずいだけでしょ
と、徹底的に「中二病」的なものを拒絶するという。
中には反撥のあまり、わざと子どもっぽい行動をとる「赤ちゃん帰り」をして周囲を心配かけるケースもあるとか。
しかしこれは自意識過剰が裏返っただけで、一種の病気に変わりはない。
ほかにも、中二病の発展型である「高二病」、入社二年目でいっぱしの社会人を気取る「社二病」、壮大すぎる設定を揶揄する「厨二病」など「~二病」はまだまだ派生中。
二年目は、何かと注意が必要なのかもしれない。
====================ここまで
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懐かしいですね。
中学校2年生の夏休みのあとは、髪を金髪にしてきたり、制服の丈が変わっていたり。
私も中二の時は、クラス全員からの無視を受けて「いかに生きるべきか?死ぬべきか?」という哲学的な問いの中で悶々としていました・・・(笑)
その結果として歴史大河小説を全巻読破とか、ラマ教の世界観にはまり、シルクロードに憧れ、砂絵とか曼荼羅を心ゆくまで眺めたりしてました。
クラスには恵まれませんでしたが、部活(吹奏部)は楽しかったので、そこそこ中学校生活を満喫していたはずなのですが、思い出すのは内面の悩みの葛藤が強烈です。
それくらい、中学校2年生の多感な時期はいろいろ大きな影響がある時期です。
この時期を健全にくぐり抜けられないと大人になって苦労する
ニュース記事にあるように、大人になって中二病が病的に出ると、自己愛型人格障害や劇場型人格障害、妄想癖・虚言癖などの厄介な症状となって表出します。
中二病も、上記で言われている裏中二病も、大人になっても持ち越してしまうと「困ったちゃん」となって子供返りをして、大いに周りを振り回す人になるのです。
あなたの周りの一風変わった人=自覚もなく中二病の人はいませんか?
あなたも胸に手を当ててみてください(笑)
自覚がないのが、やばいです・・・
中二の頃、しっかり反抗できていましたか。親から心の自立を果たせましたか。
もしかして、今も生きづらさを感じているなら、中学校2年生の頃の自分に会いにいくと何かヒントがつかめるかもしれません。
大人になった今も無駄に虚勢を張ってカッコつけて生きようとするのは、14歳の頃のインナーチャイルドが果たせなかった想いを繰り返しているのかもしれません。
その想いを、一旦、大人の知性を持ったあなたが受け止めて、その中学生をかまってあげてくださいね。
●まとめ
中二病の人の心の中には、本当に中学2年生当時のインナーチャイルドが隠れているかもしれない。
アダルトチルドレン専門セラピスト
林志のぶ