恨んでるはずの夫の浮気相手の名前を忘れちゃいました!
人は自分の意思とは関係なく突然悲しい出来事がやってくることがあります。
〜代の女性の方もそのお一人でした。
ある日突然発覚した旦那さんの浮気。浮気相手も自分が知っている人。
「浮気をされた被害者」になりました。
旦那さんは反省をし、傷つけてしまった奥様のためにと向き合っているのですが、「どうせ私なんか・・・」浮気されたことで被害者意識が出てしまい、
「やっぱり私は大事にされないんだ」感情が乱れて1年くらい苦しい思いをされ、私のところへいらっしゃいました。
お話を伺っている中で「見捨てられ不安」をお持ちだとわかりました。
これはアダルトチルドレン特有の症状で、この方の場合は生い立ちが不安定だったり親が喧嘩ばかりだったり落ち着かないゴミ屋敷だったりした背景があったのです。
自分軸で生きること・主体的に生きること
芯だしセッションを続けていく中で、だんだん自分軸で生きること、主体的に生きること、その感覚をわかってきたクライアントさん。
自分が原因で引き起こしたとはいえ、旦那さんも奥様の対応に途方に暮れていましたが、少しずつ変化されていきました。
「浮気をされてしまった」というのは被害者ですし、同情してもらえるし、騒げば騒ぐほどみんな構ってくれますし、ある意味「自分は被害者である」ことに依存することもできるのです。
でもそれをやっている間は時間ももったいないし、体力消耗するし、やめよう。
自分が被害者で他人のせいにしているうちは思考停止状態になっているから動けないし・・・。
感情の波に飲まれていたところをリセットし、思考を働かせ、自分なりに折り合いがつけられるようになっていったのです。
また、インナーチャイルドも取り除いてあげるので同じ場面で引っかからなくなるのですよね。
思考がめぐり始めると、建設的な思考が動くので自分のことで忙しくなっていきました。
自分がない状態で、自分が空っぽで誰かに満たしてもらおうという状態だと自分のご機嫌も人のせいになりますが、途中から浮気されたことを逆手にとって
あれもこれもこれを機に何から何までやり直しをしてもらっちゃおう!
懲らしめてやるぞ〜!
そんな中間目標ができて冷静にそこをコントロールしながら日常生活を送れるようになりました。
そして最後のセッションの日。なんと、1年前は一生恨んでやると言っていた浮気相手の名前が思い出せなくなっていたのです!
忘れるくらいどうでもいいことになっていたんですよ。
浮気のことを、浮気相手のことを責めるよりもどうこれから夫と二人でやっていくのか、被害者意識を手放し、自分は何を大事にしていきたいのか、自分は何をしていきたいのか、そこに意識が向き行動できるようになったのです。
継続のサポートではこのような大きな変化も起こります。
まずはこちらにいらしてくださいね。
アダルトチルドレン専門セラピスト
林 志のぶ