アダルトチルドレンとは未消化の欲求を携えたインナーチャイルドのこと
よく聞かれるのですが、
「アダルトチルドレンって、リストカットとか虐待とか、大変な思いをした人たちの事ですよねー私は立派な親に育てられたし、たいして反抗期も無かったし、今は普通に結婚して子供もいます」
こんな人は、実は要注意なんです。
普通だと思っているけど、感情が大きく揺れ動く場面を誰しも持っています。
子どもに怒りだしたら止まらなくなって、あとでものすごーく後悔したってことはありませんか?
約束の時間に毎回遅刻して、いつも言い訳を考えながらあたふたして急いでいませんか?
嫌いな取引先からの電話を取るのが、毎回苦痛ではありませんか?
日曜日の夕食の時間になると、明日からの仕事のことを考えてブルーになっていませんか?
(サザエさん症候群っていう名前を聞いたことがあります(笑))
感情が大きく動くとき、わたしたちの身体の中でホルモンが放出されています。
というより厳密にはその逆で、ホルモンが出るから→身体症状があらわれて→感情を味わうのです。
アダルトチルドレンとは、未消化の欲求を携えたインナーチャイルドのこと。
たくさんいるので複数形でアダルト”チルドレン”なんです。
(私は、インナーチャイルドプログラム解析をして現在180人に増えましたwww)、
誰しも、心の中に未消化の想いを抱きかかえています。
私は完璧だ!なんて人はいないわけで、そういう意味で、みーんなアダルトな外見をして、心の中には満たされないチルドレンを抱えています。
子どもと張り合ってしまう、勘違いモンスターペアレントのママ。
お酒を飲むと、かまってちゃんになってしまうおじさん。
恋人に依存して、LINE攻めしてしまう恋愛中毒の女子大生。
ちょっとでも馬鹿にされたと感じると、怒り出す上司。
人類はみなアダルトチルドレン?
人類はみーんな、アダルトチルドレンです。
ACを特別視して、私は被害者だ!なんて面をさらさなくっていいんです。
「私はアダルトチルドレンだ」というと、家族はショックを受けて、たいてい逆切れします。
「そんな不幸に育てたつもりはない!」「この恩知らずが、なんだとー!!」っていう論調です。
自分の子育てを批判されたように思うのでしょうね。
いやいや、定義が極端すぎて追い付いていないだけで、誰しも抱える未消化な想いだってことを思えば、両親だって子どもがいちいち傷ついたかどうかなんて知ったこっちゃないです(爆)
親はそこまで責任負わなくていいです、正直。
たしかに、感情に振り回される未熟な親の元で育った子どもは苦労をします。
でも大きな視点で見れば子どもは、子ども自身の魂の道を歩むためにその親を選んでいます。
生まれる前に計画してきた学びを得るために、わざわざ忘れて→思い出すという”作業”をこの世でしているだけです。
(だから、もうちょっと光が見えるまで少しでもいいから、今日一日でいいから、一回だけでいいから、踏ん張って、頑張ってみましょう。辛い時は、わたしにこっそり連絡をくださいね)
というわけで、普通を気取っているあなたも、このアダルトチルドレン専門家のページにたどり着いている以上、アダルトチルドレンなんでしょう(^_^;)
まずは、事実を知ることから創めて行きましょう。
ぶっちゃける勇気!です。
アダルトチルドレン専門セラピスト
林志のぶ