アダルトチルドレンには努力家が多い

こんにちは。

アダルトチルドレン専門セラピスト　林志のぶです。

今回の記事では、頑張り屋さんのあなたが、
終わりの見えないガムシャラな努力を続けることから解放されることを願い、
メッセージを送りたいと思います。

アダルトチルドレンの傾向として、「努力家が多い」ということが挙げられます。

過酷な生い立ちや、あまり自分の存在を歓迎されていない家庭環境を経て、
どうしようもない外部環境に対して、あとは自分自身を変えるしかないと学習し、
「自分がもっと頑張れば、もっとうまくいくんだ」と考えるクセがあるからです。

胃が痛くて病気になるくらいのストレスを受けても、
「もっと頑張らないといけない！」と自分を奮い立たせてなんとかやりくりできてしまう。

ひどい場合には、虐待を受けて体にアザがあっても「自分で転んだ」と言う子どももいます。

周りにバレないように…
気づかれないように…と。

自分で異常事態を隠そうとするのです。

たとえ毒親でも、かばってしまうその心理とは？

本当は周りにばれたり気づかれたりなどしたら、もっと親からひどい目に遭うので、
結果として、対外的には親をかばうような発言をする羽目になる。

周りの普通の人から見たら、「それは絶対おかしいよ」と言うような環境でも、
頑張ることが当たり前すぎて大人になったころに燃え尽きてしまうこともあります。

努力して、努力して、頑張り続けて、頑張り続けて、それでも事態が改善に向かわない。

いつも心が苦しい。報われない感じがする。幸せなんて程遠い…。

その頃には当然、身体も悲鳴を上げてしまうのです。

仕事にも行けなくなって、見る見るうちに「普通の暮らし」から転落していく…。

往来のストレスに、将来へのが不安まであいまって、
身体だけでなく心も悲鳴を上げていることでしょう。

でも、それは、あなたの人生が変化するサインです。

なぜなら、この記事を読んでいるあなたは、
そうして初めて、自分を顧みるチャンスができ、
自分はアダルトチルドレンだったのではないか、と気が付けたではありませんか。

あなたは、人生をV字逆転させるサインをちゃんとキャッチできたのです。

あとは、上に上がるだけ。

今日からは、そのための「正しい努力」をしていきましょう！

努力することは、「目的がある」場合には必要なことでしょうけど、
目的がわからないままに何かに駆られるようにして、
もしくは何かから逃避しようとして、
ただただガムシャラに頑張り続けるというような努力の在り方はとても危険です。

あなたはいつも、とにかく頑張り続けようとしていませんか？

自分一人で我慢して、もっと努力すれば、何とかなると思っていませんか？

道に迷ってしまったときは、やみくもに突き進むより、
本当にそれでいいのか、一度立ち止まって、
あなたに合ったルートを設定したうえで、
本当に望むゴールへ向かいましょう。

心理分析なら、グラフで客観的に自分自身をチェックして、
自分に合ったやり方を見つけることができます。

自分だけの数字、そこから得られるたくさんの真実に触れて、
少しでも早く、安心を手に入れてください。

アダルトチルドレン専門セラピスト

林志のぶ