こんにちは。
アダルトチルドレン専門セラピスト 林 志のぶです。
今回は、「どうしても、遅刻が直りません」という相談を受けたケースをご紹介した、
前回の記事の続きです。
コントロールがきかず遅刻してしまう時の心の仕組み
人により、遅刻の動機は全く違います。
原体験となった出来事の場面で、その人が「遅刻」に対して、
どんなメリットをウハウハと見出してしまったのか?によります。
実はインナーチャイルドは、そのウハウハとした体験が、子ども心になぜか嬉しかったので、
それを何度も再現して、同じ刺激を求めて嬉しがるという、困った癖を持っています。
だから、繰り返しが起きるのです。
実年齢の大人のあなたからしたら、
- 色々と頑張っているのに
- 頭ではわかっているのに
また遅刻してしまう・・・
という困った事態を招いているのですよね。
さあ、解明していきましょう。
アダルトチルドレンの中にある”かまってちゃん”の様子
ある人は、アダルトチルドレンの中でも最も多いタイプ、「かまってちゃん」でした。
この人をBさん(20代男性)としましょう。
Bさんは、仕事でも、プライベートでも、とにかくよく遅刻します。
”遅刻魔”と呼ばれるくらいの回数です。
でも、なぜか周囲の人たちは、その遅刻を大目に見てくれます。
不思議なことに、仕事の大一番の時などは、ちゃんと遅刻しないのです。
そこまで深刻でない絶妙なところで、遅れていく。
その人は、場を盛り上げてくれる宴会部長のような、とってもひょうきんで明るい人。
どことなく、ゆるしちゃう。そういう、キャラクター。まあ、愛されキャラですね。
このような人は、まさに、天真爛漫な愛されキャラ。
そして、インナーチャイルドのプログラムを解析していくと、こんな過去の場面が見つかりました。
遅刻すると、みんなが自分に注目してくれて
- 「しょうがないな~」
- 「今度から気をつけろよ」
と、嬉しい言葉をかけてくれた。
これが、心に潜むインナーチャイルドが欲しかったモノなのです。
つまり、遅刻すると、かまってもらえるという鉄板の法則がありました。
これがウハウハとした成功体験となってしまい、大人になっても遅刻することを、
無意識に選び取ってしまっていました。
頭ではわかっていても、やめられないものは、
こうした幼い頃の成功体験の「快適な刺激」に引きずられていることが多いです。
あなたも、繰り返してしまう困った癖、ありませんか?
どんな動機で、やらかしてしまうんでしょうね(笑)
知りたい人は、体験セミナーで、ぜひ心理分析を受けてみてくださいね
~3~に続く。
アダルトチルドレン専門セラピスト
林志のぶ