こんにちは。

アダルトチルドレン専門セラピスト 林 志のぶです。

今回は、「どうしても、遅刻が直りません」という相談を受けたケースをご紹介します。

社会的な信用を失いかねない悩み

どうしても遅刻してしまって・・・という相談を受けました。

このAさん(20代女性)に普段、どのような努力をしているのかお尋ねしてみると、

  • 朝起きられないので、携帯のアラームは10個以上かけている。

(だけど、すぐに起きられず2度寝してしまい慌てる)

  • 前日に着るものを決めて、ソファにおいておく。

(だけど、当日になるとまた迷い始める)

  • 朝食は食べずに出かけることで、時間節約!駅までダッシュ!

といった努力をしているそうです。

1本早い電車に乗れば、すいていることもわかっているけど、

どうしても遅刻ギリギリの電車に乗ることが多い。

そんなバタバタの朝を送っていらっしゃるそうです。

この方、女性なのですが、化粧は最低限でいい!と割り切っておられました(笑)

これも確かに、時間の節約ですね。

それでも、たまに遅刻になることがあるそうで(;’∀’)

この困った癖を直したいとやってこられました。

遅刻は日本では社会的な信用も失ってしまいます。重大な問題ですよね。

幼いインナーチャイルドによる問題行動

遅刻する動機は、心理分析グラフで逆探知できます

この方の心理分析グラフを見て、読み解けたことは・・・

人に気を遣いすぎてぐったりと疲れてしまい、

無意識に会社へ行きたくないと、体も心も悲鳴を上げている、ということでした。

心理分析グラフから読み解いた、心の奥底の「本音」はこうではありませんか?

とお伝えすると、えぇー?と最初は意外なようでしたが、

そういえば・・・と、職場の人間関係で気になることがあって、夜も眠れないことが多い。

という不調を明かしてくれました。

実は、「遅刻」という現象を通して、潜在意識(本音)の部分が、

顕在意識(建前)に自覚しやすいように、メッセージを送り届けていたわけなのです。

人間の心の仕組みって本当によくできていると思います。

あなたがなぜ、それをしてしまうのか?その動機を見つけていく探偵仕込みのセラピー。

この方の場合は、遅刻をする動機を探るため、

インナーチャイルドがもつプログラムを解析していきました。

探偵仕込みのアダルトチルドレン専門セラピーでは、困った癖を繰り返し起こしてしまう、

その真の原因を探ることができます。

「繰り返される問題行動」とは、実は、

”潜在意識の中で自動化されたプログラム”を実行しているだけなのです。

なぜその行動をしてしまいたくなるのか?

それは、実年齢のあなたではなくて、幼いインナーチャイルドがもつ”動機”がそうさせるのです。

動機とは、「動機付け」と使われるように、「どうしてもそれがやりたくなってしまう!」

といった状態にさせるものですよね?

どんな”動機”を持っているから、その行動をしたくてたまらなくなってしまうのか?

そこを解明するのが、探偵仕込みのアダルトチルドレン専門セラピーなのです!

※元になっているのは犯罪心理学なので、犯行の「動機」を探すのはお得意なんですよ!

インナーチャイルドの暴走を防ぐ芯出し

この女性の場合は、「私は周りの人に嫌われているかもしれない、怖い」

という人間不信が根底にあり、無意識に会社に行くことが億劫になっていた、

という背景があって、遅刻する動機は「会社に行きたくないから」というものでした。

だから、いろんな手を使って、会社に行くのをやめさせようとするインナーチャイルドが暴走します。

たとえば、朝になって前日に決めておいた服を着ようとすると、

まるで時間稼ぎをしてさらに遅刻させる、悪魔のようなダメ出しが始まるのです(笑)

  • これではだめかもしれない、あの組み合わせのほうが正解かな?
  • これだと先輩から生意気と思われるかな?上
  • 司からは、どう評価されるかな?
  • こちらだと、でもやぼったいかな?気
  • になるあの人は、こっちのほうが好みだろうか?
  • 今日は飲み会もあるから、華やかなほうがいいかな?

などと、すごく細かいことまで気になりはじめ、最後はどうでもよくなって、

結局、最後に手に持っていたものを着るというパターンだそうです。

なんか、朝から心の中も忙しくって大変ですね。

最後は、力づくでがんばって行動していたわけです。

そこで、その「人目を気にしすぎて疲れる」という部分を癒していきました。

インナーチャイルドプログラム解析セッション(通称 芯出し)が終わった後に、一言。

「こんなに気を遣いまくっていたなんて、まったく自覚が無かったです・・・」

「そりゃ、疲れますよね。私、頑張ってたなー」

と、自分を優しくいたわることができました。

詳しくは明かせませんが、そうしないといられない遅刻の動機の原因となった、

幼い頃に出来上がったトラウマの場面も逆探知によって特定でき、バッチリと解消できました。

当所でいうところの、いわゆる、インナーチャイルドの成仏成功ってやつです(笑)

その瞬間がくると、あまりにも美しいので、ブルブルっ!と思わずこちらも身震いしてしまいます。

その後は、遅刻することなく余裕で朝の過ごし方を変えることができました。

朝もすっきりと起きられるようになり、ヨガをする時間もあるそうですよ 素敵!

この方は、朝の場面でよほど、インナーチャイルドが引っかかっていたのですね。

根っこの部分を癒したので、するっと、その先に向かうことができたようです。

頑張って努力しても、うまくいかないときは、

あなたも”インナーチャイルド”に目を向けてみるとよいでしょう。

アダルトチルドレンの心の中には、たくさんのインナーチャイルドがひしめきあっていますよ。

この事例は、大いに当てはまって共感できる人と、全然ピンとこない人がいらっしゃると思います。

それもあなたの心理分析のグラフのカタチによるものなのですよ

まさに、千差万別。遅刻する動機は人それぞれ。

次からは、同じ「遅刻」という現象なのに、「動機」が全く違う事例をお話ししますね。

あなたも、繰り返してしまう困った癖、ありませんか?

どんな動機で、やらかしてしまうんでしょうね(笑)

知りたい人は、体験セミナーで、ぜひ心理分析を受けてみてくださいね

アダルトチルドレン専門セラピスト

林志のぶ