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こんにちは。
いい子ちゃんの生きづらさを解消!
アダルトチルドレン専門セラピスト 林志のぶです。
ダメな自分を、だらだらと自慢する人
自己否定がとまらないとき、何をしたらよいのでしょうか。
ダメな自分を語り出したら止まらない人は、
言い換えると、
ダメな自分をだらだらと自慢しているようなものです。
遠慮や謙遜が美学だと思っているためか、
公の場でも
常に自己否定を全力でしてしまう。

「今日は素敵なピンク色のカーディガンなんですね~
」
と私が話しかけたら、
「あら、そんなこともないです。
こんなの、安物で毛玉も出ちゃってるし、
お恥ずかしい!
もっといいものを着てこればよかったのですが、
なんか朝バタバタしてて、こんなひどいのしか
手元になかったんです。
いつも同じものばっかり着てます・・・![]()
(どうせこんな私はこの場にいてはいけないんだわ、
目立ったから、なんか居心地が悪いわ)」
私がその素敵な色に目を留めた事自体が、
まるでいけなかったことだったかのように、
あなたが声に出して言ったおかげで、
みんなの前でさらされて、迷惑・・・くらいの勢いで、
自分がいかにダメなのか、劣っているのかを、
まくしたてます。
あの、おばちゃん、
そんなつもりで言ったんじゃないのよ。ワタクシ・・・![]()
受け取り下手ですね。
芯入り(幼児返り)していると、
こんな奇妙な会話になっていきます。
芯入りしていない、
アダルトチルドレンでない”普通の人”なら、
「あら、そうですか~ ありがとうございます![]()
春なので、これくらいのピンクがいいなーと思って
」
というサラリとした返しをしたりします。
全力で自己否定して、楽しいですか?
このおばちゃんのように、
いつも自分を下げることばかりしていませんか?
全力で自己否定をして、得られるものって何ですか?
(おそらく、理性レベルで思いつく答えと、
感情レベルでの答えは全く違うものだと思います。)
そもそも、全力の自己否定をし続けて・・・
自分は楽しいですか?
自分は心地が良いですか?
自己否定している時の
自分の尊厳は、どうなっていますか?
そこを気にかけてほしいなぁ・・・と私は思います。
インナーチャイルドの視点では、自己否定したほうがメリットがあるらしい(笑)
こういった、全力で自己否定し続けてしまう人の
インナーチャイルドに共通する点は、
どうやら、
自己否定していないと、
もっと困ることが起きる
という恐怖心
が関係しているようなのです。
言い換えると、
自己否定していたほうが安心する何かしらのメリットを
感じているから、
常に全力で「自己否定」を選択し続けます。
先手を取って自己否定していれば、それ以上責められないかもしれない
もし、このおばちゃんが自己否定しなかったら、
何が起きるのでしょうか?
おそらく・・・
「もっとほかの人に責められたり、怒られたりする
」
という恐怖があるのだろうと推察できます。
先手を取って自己否定していれば、
もう自分が十分に自分を責めて否定しているので、
それ以上他人がとやかく言う筋合いを無くしたような
気になっているのです。
子ども時代、このやり方で難を逃れた体験があったのでしょうね。
その時から、インナーチャイルドは
このやり方で乗り切ればいいんだ!![]()
とひらめいてしまい、
この鉄板法則を何十年も使い続けることになるのです。
でも、冷静に考えると
自己否定し続けることでのデメリットも
大きいことに気が付きます。
自己否定し続けたおかげで、
すっかり自分に自信を無くしています。
自己肯定感など、ゼロ。
それでは、毎日が楽しいと感じることも少ないでしょうね・・・
いかがですか?
あなたが全力で自己否定することのメリットを
見つけられそうですか?^^
当所の心理分析では、
自分のインナーチャイルドのタイプを知り、
どういった道筋でこんがらがった思い込みを手放していくのか?
を明らかにしていきます。
そして、インナーチャイルドの
鉄板法則を発掘し、あぶり出し、
大人の知性を持ってその是非を精査し、
その法則を使い続けるかを選択しなおすという作業をします。
感情を感情のままで味わうこと無く、
理性を保ったままで
感情を処理していくという画期的な技法です。
全力で自己否定している人、手放す時が来ていますよ~![]()
アダルトチルドレン専門セラピスト
林志のぶ