こんにちは。

いい子ちゃんの生きづらさを解消!

アダルトチルドレン専門セラピスト 林志のぶです。

精神科の診察では解決できなかった・・・

前回、統合失調症と診断された方の

気づきのメールをご紹介しました。

この人は、

・統合失調症

・境界型人格障害

・発達障害(自閉症スペクトラム)

・愛着障害

などを精神科で診断されたことがあるそうです。

もちろん、精神薬も長い期間服用されてきました。

若い頃から精神障害者として生きてきたので、

働いた経験もありません。

精神科に30年も通ってきたけれど、

3分の診察では

自分の本当にフォーカスしたい問題に、

なかなか切り込むことができず、

病院では服薬の対処療法のみで済ませてきてしまったそうです。

だからこそ、

スピリチュアルや宗教や、心理学や精神医学書を

読み漁って独学されてきた過去があります。

そのおかげで、学びを実践して

自己コントロールができるようになり、

ずいぶんと自分との付き合い方がわかってこられたとおっしゃっていました。

素晴らしい努力家ですね。

蔵書は7000冊を超えるとのことです。

精神科に通っている方を、お断りしません

当所では、精神科にかかっていらっしゃる方も、

基本的にはお断りしていません。

よくあるカウンセリングでは、

精神科にかかっている人はお断りするところが多いと聞きます。

当所では最初に60分程度の無料面談をして、

私が提供するサービスが受けられる状態かどうかを

見極めさせてもらっています。

今までにも、数は少ないですが、

3名の統合失調症のクライアントが

アダルトチルドレンの部分を何とかしたいと相談に来られて、

一般の方と同様に体験セミナーを受け、

心理分析をし、感情の見える化をして、

基本セッションで生い立ちのインタビューをしたり、

キネシオロジー全身調整を受けてもらってから、

心の大手術である「芯出しセッション」を受けて、

インナーチャイルドを癒し、

なりたい自分虹になっていく実績を出した事例があります。

今回のこの男性、

フィンランドで実績を上げている

統合失調症の患者への取り組み手法である

「オープンダイアローグ」に近いことを

私が取り入れていると知って、

安心してセッションを受けることを決めたそうです。

私は民間のセラピストですので、

フィンランド式のような

医療機関との連携をしているわけではありませんが、

カウンセリングの技術である「傾聴」のほかにも、

積極的にその人の世界観(中には、病気の症状であるせん妄や幻聴込みの世界観もあります)を掘り下げて語ってもらい、

そのままをまるごと受け止めたうえで、

新しいアイディアを付け加えて提案していくというスタイルで

取り組みます。

(日本でいうと、べてるの家の方針に近いかもしれませんね)

すると、統合失調症のせん妄状態にある人でも、

安心して自分のことを隅々まで語ってくださるのですよね合格

否定しない。

ひたすら、肯定チョキラブラブ

そんなやり方で、

クライアントさんが見ている同じ景色が見たいなぁ~と

好奇心をもって、

その人に寄り添いながら、話を聞いていると

きらりと光るものをたくさん見つけることができます。

そこを重点的に話し合っていくと、

今困っている問題の根っこがどこにあって、

どんな解決のストーリーだと納得できるのか?

を、ご自身で見つけてくださるのです。

私はひたすら、同じ景色を見ながら、

話をすすめているだけですが、

とても生き生きとしてその世界を教えてくれる。

私がしていることは、

統合失調症そのものの治療にはなりませんが、

その患者さんが抱えている困りごとの解決や、

苦しさの軽減だったら、お手伝いができると思っています。

そういった意味で、

アダルトチルドレンとしての悩みの部分を解消したり、

克服することで、

重たくのしかかっていたものが消えて軽くなれば、

その人の生きやすさが格段と向上します。

病は病として、つきあっていく。

余計な部分は、解消できるものであれば、解消していく。

そういった事実の切り分けで、

人生の質があがっていきます。

この統合失調症の男性も、最初にお伝えした

”感情を癒しきるコツ”をうまく捉えて、

たった一日で冷静さを取り戻していらっしゃいました。

そのままの自分を、恐れずに受け入れることで

病気であっても、困らない状態を作ることはできる。

そう信じています。

私自身も難病障害者です。

病を完全に消し去ることはできないのもわかっています。

そこで私は「従病」という生き方を選び取っています。

病に逆らわず、病に従い、

自分の体調や体力に合わせた過ごし方を攻略チョキして、

快適に人生を楽しむことはできています。

たとえ、統合失調症だったとしても、

快適に過ごしたいとお思いなら、

その人なりの快適さを追求していいと思います。

もし、精神科に通われていて、

ほかのカウンセリングやセラピーをお断りされた経験のある方でも、

何とかして楽になる方法をお探しであれば、

諦めずに連絡をください。

私なりのやり方で、

あなたの生きやすさを工夫するお手伝いが、

できるかもしれません。

アダルトチルドレン専門セラピスト 

林志のぶ