こんにちは。
アダルトチルドレン専門セラピスト 林 志のぶです。
今回は、アダルトチルドレンが自分を取り戻すために有効な、
アファメーションについてご説明していきます。
アダルトチルドレンは、周りに気を遣いすぎ?
アダルトチルドレンとして育ってしまった人は、周りの人の感情を先読みしすぎて、疲れている人が多いです。
- あの人は、こんなことを感じているんじゃなかろうか?
- 今、私を見たのは、私にむかついたからじゃないだろうか?
- あの言い方は、きっと私が嫌いだからなんだわ!
まあ、邪推のようなものですけどね(笑)
その邪推を起点にしてさらに、「反省」や「後悔」を深掘りしていくので、
さらに感情が動いて疲れてしまいます。
自分と他人の境界をしっかり認識するためには、実は、アダルトチルドレンの心の中では、
自分自身の言葉も、他人からの言葉も、ごちゃまぜになって同居しているのですよね。
たとえば・・・
「あーあ、さっきのミスで、職場の人から冷たい視線を浴びせられたな。」
「どうせ、私が何もできないろくでなしだと思っているんでしょうね。」
「そうよ、私って本当に何もできないし、バカだしのろまだし。」
こんなセリフが渦巻いているとします。ここで、このフレーズに注目してみましょう。
>そうよ、私って本当に何もできないし、バカだしのろまだし。
これは、自分自身の言葉ではありません。
最初から自分をそう思っていたわけではないはずですよね!
きっと、幼い頃に親や身近な人から浴びせられた悪意の言葉。
それをいつの間にか、自分の中に取り込んでしまって、
脳内ツイッターで再生しているのです。
自分の中の独り言が、どんなセリフになっていて、
誰からの受け売りでそう評価をしてしまっているのか、点検するとよいですね。
そのためには、自分と、他人との境界線をしっかりと認識するために、
「ツッコミ」を自分の脳内で入れていくのをおススメします^^
ねぇ、それって、誰が言ったのだっけ?いつ言われたのだっけ?
この一言だけでも十分、理性が戻ってきますよ~
冷静になって振り返れば、目の前の職場の人はおそらくあなたに対して”何も”言っていないはず。
「冷たい視線」らしきものを、あなたが勝手に感じただけなのですから(笑)
あぁ、邪推・・・ですよね。
(芯出しセッションでは、そのツッコミをあちこちで入れさせていただいておりますよ~)
心の悩みを克服する、自信の土台を作り出す
アダルトチルドレンが自分を取り戻すために有効なアファメーション。
周りに気を遣いすぎたり、先回りしたり、先読みして、
邪推しすぎてしまう人向けに、こんなアファメーションをお勧めします。
よかったら3回、音読してみてください。
「私を評価するどんな言葉も、私が納得して受け取らない限り、勝手に私の内側に入り込むことはできません!」
「私は私の心の世界を、美しく保ち続けます。」
読んでみて、どんな感情が胸にありますか?
悪い評価は、あなたが受け取らないと決めるだけで、内側にまで入ってくることはできません。
勝手に脳内で再生されることが無くなります^^
もし、良い評価を受けたら・・・それは納得して受け取ってしまいましょう。
それは、あなたの内側に入り込んで、
あなたの”自信の土台”を作ってくれる大切なものとなっていくでしょう。
※アファメーションは、1日3回音読することを3週間続けると効果があると言われています。
アダルトチルドレンとして生きづらさを感じている方は、ぜひ試してみてくださいね。
自分と他人の境界線をきちんと分けることが、だんだんとできるようになると思います。
あなたの、本来の力強く生きる力が取り戻せますように。
アダルトチルドレン専門セラピスト
林志のぶ