こんにちは。
アダルトチルドレン専門セラピスト 林 志のぶです。
今回は、インナーチャイルドが及ぼす悪影響と、その対処法についてご紹介します。
変わりたいのに変われない、難しい感情のコントロール
アダルトチルドレンを自覚した人が、あまりにもイライラしたり、
落ち込んだりの波が激しいので、感情のコントロールを身に着けたいと努力を始めます。
ですが、すぐに「そんなのやってられるかー」って
投げやりになってしまうことってありませんか?
元の木阿弥。あぁ・・・で、また落ち込むループに逆戻り・・・(涙)
なぜ変わりたいのに、変われないのでしょうか。
インナーチャイルドが、本音と建前が違う自分を生み出す
顕在意識、潜在意識という言葉は皆さんもご存知かと思います。
顕在意識は、自分で自覚できますが、潜在意識は、無自覚なもの。
この2つの意識は、特性として潜在意識のほうが、強力な力をもっているのです。
より単純に言えば、顕在意識は「建前」で、潜在意識は「本音」だと思ってください。
これを踏まえて、あなたの身の周りも点検していきましょう。
自分を変えるのは、至難のわざです。
例えば、「ダイエットしなきゃ~」と言っている女性がいるとしましょう。
なのに、1年経っても、2年経っても・・・むしろ、体重が増えるばかり。
「ダイエットしなきゃ~」は、顕在意識の建前だとしたら、「体重が減らない(むしろ増えた)」という
現実の結果は、何を表しているかというと、無自覚な潜在意識の”本音”。
そんな人のインナーチャイルドがもつプログラムを逆探知して、解析していくと・・・?
そこでよく出てくるのが、
- どうしよう、痩せたらモテてしまう!怖い!
- どうしようもないダメな自分がモテるなんてあり得ない!
- だったら、最初からダメな自分で楽ちんでいたい~
→痩せたら困るから、たくさん食べておこう♪♪
というようなヘリクツ。
現実の結果は、実はその人の潜在意識にとってメリットがある状況となっているはずなのです。
今ある現実を見渡すことで、アダルトチルドレンを克服する
これがあると、無意識に言っていることと、やっていることが違う状態を生み出し、
どんどんと「私が願ったことはかなわない」という諦めが強くなっていきます。
この人の場合は、自己肯定感がとても低いので、痩せたらモテて困る、
男性と付き合うのもめんどくさいしよくわからんし、ならば今のままでいいや、
という変な逆張りをしているようですね(笑)
このように、あなたの今ある現実をぐるっと見渡せば、
過去の潜在意識(本音)が願ってきたものがすべて思い通りに??そろっているはずですよ。
えぇっそんなはずじゃなかったのに・・・
そう思った方、大正解。ご安心ください。
この思いを最初に抱けるかどうかが、アダルトチルドレン克服のスタートラインです。
あなたの未来の穏やかな毎日は、今日からもう始まっていきますからね~^^
アダルトチルドレン専門セラピスト
林志のぶ